保育士転職コラム

保育園事務の志望動機や仕事内容まとめ!

保育士求人というと、どうしても保育園で働くというイメージが強いかと思われますが、もちろんそれだけではありません。病院保育士というのもあります。数は決して多くはありませんが、病気の、または怪我をしている子供たちの力になりたいという方は、病院という選択肢を入れてみてもいいのかなと思います。

もちろん、なんとなくで勤まるようなところではないと思うので、よくよく考えてはいただきたいのですが、こういう選択肢も検討してみていただきたいですね。

ただ、保育士というのは、働く場所さえ選ばなければ、勤め先はかなりあります。慢性的な働き手不足となっているからです。保育士の仕事が楽だと思っている人はさすがにいないとは思いますが、それみしても本当に大変で、1人で何人もの子供を見ていなければなりません。

子供というのは数秒でも目を離すと何処かに行ってしまうのですから、それはそれは本当に大変です。私の弟も小さいとき、保育園でいなくなったと思ったら隅っこのほうに隠れていたことがありました。

こういうことを考えると、1人1人の負担を減らさないことにはどうにも出来ません。ですが、保育士には他にも問題があります。それは、給料がとても安いことです。

かなり大変な仕事であるにも関わらず、給料がかなり安いため、働く人が敬遠すると言っても過言ではありません。働きたいけど忙しいのに給料が見合ってないと思い、泣く泣く諦めている人や仕事を辞めてしまう人もいるのです。

やりがいだけではどうにもならないことがあるのです。ですが、給料をもっと上げれば人も集まり、1人1人の負担がずっと減るのです。保育士である友人が、1クラスに1人増えればずっと楽になるのにと常々言っています。

もしそのクラスに18人の子供がいたら、2人の保育士で9人ずつ見ていたのが、3人で6人ずつ見ることになるのです。負担はかなり減るのではないでしょうか。

それに、保育士が増えれば、受け入れられる子供の数が増え、待機児童も減ることでしょう。まずは国に、保育士の給料を上げていただきたいです。思い切って上げるのは大変かと思いますが、保育士、そして子供のことをもっと真剣に考えてあげてほしいと思ってしまいます。

幸せを見出すことができる保育士求人

私の知り合いの男性が、保育士求人の募集に応募をして採用されました。いわゆる、男性保育士として働き始めたのです。男性保育士は女性保育士に比べて少ない傾向にありますが、男性ならではの役割も多いようで、張り切って働いています。

病棟保育士、病院保育士にも男性保育士が働いている場面を見たことがあるために、需要があるのだと伺えます。その男性は、10代の頃から子供が大好きであり、公園に行っては子供の遊び相手を受けていたこともあるくらいの子供好きなのです。

自分の心が幼いから子供と過ごすことが好きと言い、隠れんぼやなりきりごっこも心から楽しんでいるようです。最初は理系の学校に通っていたものの、自分に合わないと判断し、人と付き合う仕事をしたいと思い始めて進路を変更しました。

学校に通いながらも、インターネットを通じて子供の相談を引き受けたり、知り合いの子供と遊んだりと、子供との接触は欠かさなかったそうです。ここまで子供が好きな人間は、女性にも中々いないのではないでしょうか。

同年代の人間や、年上の人間と付き合うよりも、子供の世話を見ていることに充実を感じられるようであり、天職なのだと伺えます。保育士の資格を取った頃には、彼は30代なかばになっていました。

それまでに、大学を変えたりと、寄り道をしていたためです。念願かなって保育士の仕事にありつけた今は、天職だと毎日笑顔で保育士の仕事をこなしています。

彼は未婚で子供がいないので、まるで自分の子供のように保育所の子供をかわいがっているようです。子供の面倒を見ることができて幸せだと言い、子供と手紙のやり取りをしたり、日々折り紙の勉強をしたりと、励んでいます。

お給料や勤務時間には、頓着しておらずにとにかく仕事が楽しい、毎日仕事に行くのが楽しみだと、心からやりがいを持っています。他の仕事では得られないような素晴らしいものが、保育士にはあるのだと思われます。

思いやり、人間性、心理学、子供の人間関係など、毎日観察して勉強になっているようです。保育士になりたがる人はとても多いのですが、その理由がなんとなく分かってしまいます。ここまで幸せな仕事が得られれば、人生に悔いはなさそうです。

この男性保育士の物語は、他の保育士を志す方々への励ましにもなっています。自分の人生を振り返り、自分自身が何に喜びを感じ、どんな人生を送りたいかを見つめ直す機会を提供してくれます。そこで彼が見つけ出したのは、自分自身の子どもたちへの深い愛情と、彼らとの日々を最も価値あるものと感じるという真実でした。

彼は、保育士としての役割を遥かに超えて、子どもたちの生活の一部となり、彼らの成長を見守る役割を担っています。彼の献身的な働きぶりは、他の保育士の仲間からも尊敬を受け、その態度は他の保育士にとっても魅力的な鏡像となっています。

しかし、保育士の仕事は決して容易なものではありません。肉体的にも精神的にも厳しいチャレンジを日々抱えています。そのため、彼のように全身全霊で子どもたちに捧げることができる人物は、この職業においてはまさに珍しい存在であり、その存在がより多くの保育士求人が埋まるきっかけになることを願っています。

また、この男性保育士の話を聞くと、保育士という職業が社会にどれだけ重要な役割を果たしているかが改めて浮き彫りになります。子どもたちは我々の未来であり、その教育と育成は、我々社会の責任であり、その最前線に立っているのが保育士たちなのです。

彼らが子どもたちと接するたび、子どもたちは新たなことを学び、その経験を通じて成長し続けています。そのすべてが、次世代を担う彼らが社会に溶け込み、成熟した大人へと育つための重要なステップなのです。

これらの点を考えると、保育士の仕事は単なる「仕事」以上のものです。それは、我々社会が次の世代を形成し、教育するための不可欠な役割を果たすという、大きな意味を持つ職業なのです。それだけに、保育士に求められるスキルや資質は高いものであり、それが保育士の給料や待遇をより良くすることの重要性を強調しています。

私たちはこの男性保育士の物語を通じて、保育士という職業の価値と重要性を理解することができました。保育士が子どもたちに影響を与え、社会全体に大きな影響を及ぼす役割を果たしていることを認識し、その価値を認識し、支えることが必要だと感じています。それは、我々が未来の世代をより良く育てるための、とても重要な一歩なのです。

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